イベント準備が進められていたイベントサーバーで、

リハーサル中、イベント商品である『黄金のリンゴ』が盗まれた！




「黄金のリンゴ」はデビアスの教会に置かれていたのだが、

盗まれた時、参加者は全員、ロレン市場でイベントのリハーサルを

していたのだ。



イベントのためサーバー内にはモンスターがいない状態となっており、

移動コマンド(移動ウインドウ)が使用できないようになっている。



参加者全員にアリバイがある中、犯人はどのように『黄金のリンゴ』を

盗み出したのだろうか！？






キャサリンの事件簿-プロローグ-



その日は、ﾓｽｸﾞﾘｰﾝが考えたというイベントの準備が進められていた。



当日イベントサーバーに入場していた参加者は、



	

		
キャサリン(エルフ LV100)
	
	

		
ぱぷりか(召喚師 LV100)
	
	

		
ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ(ナイト LV100)
	
	

		
ｺｺﾍﾟﾘ(ウイザード LV100)
	


の４人のみ。



進められていたイベントは、

霊魂の宝石10個でどこまでアイテムを強化できるか？

というものだった。



全員が、ロレン市場のルガドの前に集まり、

一人ずつ、あらかじめ渡されている『霊魂の宝石10個セット』を

解体しに行って、アイテムを強化、

3分後にルガドの前に戻ってくる。





のこりのメンバーは、強化しに行ったメンバーが戻ってくるまでの間

いくつまで強化できているかを予想しあう。



といった、イベントになるはずだった。





当日は、イベント準備のため、全員のインベントリ内に、



『霊魂の宝石10個セット』と

解体費用の『1,000,000ゼン』

強化に使う『エクセレントクリス』



が用意されており、それ以外のアイテムは一切、

倉庫にもインベントリにも用意されていなかった。



リハーサルは【21：30】からの開催が予定されていた。






キャサリンの事件簿-キャサリン登場-




ここからは、時刻を追う形で事件発生までの流れを

キャサリンの視点で記載していきましょう。





【21：20】　キャサリンは、ちょっと早めにロレンシアについた。

　　　　　　マダムライオンの酒場にﾓｽｸﾞﾘｰﾝが居たので合流。



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「みんな来ていないみたいだし、先に行っちゃおうか？」

　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「それにしても、移動コマンドが使えないって

　　　　　　　　　　　　　　めんどくさいよな…」



【21：22】　キャサリンは、ぶつぶつ言っているﾓｽｸﾞﾘｰﾝにせかされ、

　　　　　　まだだれも来ていないルガド前に到着した。



【21：25】　まだ、あと2人そろっていない。

　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝが愚痴りだしている。



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「遅いよあいつら…まったく…」



【21：29】　ぎりぎりになってぱぷりかとｺｺﾍﾟﾘが現れた。



　　　　　　ぱぷりか「まにあったかなァ？(＠Д＠；)汗」

　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「ぱぷりかと一緒に『黄金のリンゴ』を見に行ってたから

　　　　　　　　　　　　　…ｽﾏｿ」

　　　　　　ぱぷりか「だってだって、黄金のリンゴですよッ！

　　　　　　　　　　　　　　(*≧ω≦)ﾐﾀｶｯﾀﾉ！」



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「みんな遅いよ…まぁイイヤ。説明をはじめるよ…」



【21：30】　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝがイベントの説明を始める。



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「ええと、まず…～～～～～～」

　　　　　　※ﾓｽｸﾞﾘｰﾝの説明が長かったので省略！



　　　　　　ぱぷりか(長いなァ(/・ω・＼) おなかへったなァ(/・ω・＼) )



【21：33】　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝの説明が終わる。



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「さぁ、もう始めるよ！まずはボクから行ってくるからね。」



【21：34】　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝがいそいそと出発していった。



【21：35】　待っている間、ﾓｽｸﾞﾘｰﾝの結果を予想し合うが、



　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「ﾓｽのことだからどうせNって来るんだろ？」

　　　　　　ぱぷりか「間違いナイっ(｀・ω・´)♪」

　　　　　　キャサリン「みんな、可哀そうですよ。本当のことを言っちゃ♪」



　　　　　　結局全員の予想がNで落ち着いてしまった。



【21：37】　きっちり3分後ﾓｽｸﾞﾘｰﾝが帰ってくる。

　　　　　　強化段階は+0



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「残念ながら結局Nったよ、どうせこんな結果だよ…」



　　　　　　全員の予想は的中。



【21：40】　2番目はぱぷりかが出発することになった！



　　　　　　ぱぷりか「いってきますﾃﾞｽ！(*≧ω≦)」



【21：41】　みなめいめいに予想する。

　　　　

　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「Nだよ！N。(ｵﾅｼﾞｸﾙｼﾐｦｱｼﾞﾜｳｶﾞｲｲ)」

　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「+3！3月生まれだし！！」

　　　　　　キャサリン「+6くらいでしょうか…」



【21：43】　3分後ぱぷりかが戻ってくる。

　　　　　　強化段階は+7



　　　　　　ぱぷりか「むふふっ・・・(*≧ω≦)結構うまくいきました！」



【21：45】　3番目はｺｺﾍﾟﾘが出発。



　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「霊魂の質量の差が強化値の決定的な差ではないことを

　　　　　　　　　　教えてやる！ 」



【21：46】　みなめいめいに予想していく。



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「Nだよ！N。(ｵﾅｼﾞｸﾙｼﾐｦｱｼﾞﾜｳｶﾞｲｲ)」

　　　　　　ぱぷりか「えぬですね(｀・ω・´)」

　　　　　　キャサリン「+6くらいでしょうか…」



【21：48】　3分後、ｺｺﾍﾟﾘが帰還。

　　　　　　強化段階は+3　微妙な感じ。



　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「私もよくよく運のない男だな 」



【21：50】　最後にキャサリンの番になった。



　　　　　　キャサリン「私の番ですね行ってきます！」



　　　　　　ルガドの前から、歩いて宝石商人ラウルまで向かう。



【21：51】　宝石商人ラウルに話しかけ

　　　　　　『霊魂の宝石』解体を選んで、解体。



　　　　　　『霊魂の宝石』を『エクセレントクリス』に

　　　　　　どんどん入れていく。



【21：52】　最初の1回こそ失敗したが、

　　　　　　次々と成功しなんと、+9まで強化することができた！



【21：53】　みんなが待っているルガドの前まで戻る。



　　　　　　キャサリン「+9です！うまくいきました♪」



　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「ええぃ！キャサリンの強化運は化け物か！ 」

　　　　　　ぱぷりか「ナント！(＠Д＠；)むぉおッ！

　　　　　　　　　　　　　　おめでとうﾃﾞｽＯ(≧▽≦)Ｏｽｺﾞｲｽｺﾞｲ！」

　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「なんだんだよ…おかしいだろ確率的にﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」



【21：55】　キャサリンの優勝が決まり、

　　　　　　賞品が置いてあるデビアスの教会まで歩いて向かう。



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「デビアスとかさ…遠いよなまったく…」

　　　　　　ぱぷりか「こうやって歩いて移動すると、Mキーの移動コマンドって

　　　　　　　　　　　　　　スゴくありがたいですね(/・ω・＼) 」



【21：57】　デビアスの教会前まで到着。



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「もう、市場から2分もかかったよまったく…」



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝが愚痴りながら、教会の扉を開けた。





【22：58】　そこに置いてあったはずの『黄金のリンゴ』は、

　　　　　　こつ然と姿を消していたのだった。



　　　　　　ぱぷりか「はりゃ。。黄金のリンゴがない・・？

　　　　　　　　　　　　　　(＠Д＠；)どうして！？」

　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「誰かとったやつがいるんじゃないのか！？」

　　　　　　ぱぷりか「ぱぷりかがｺｺﾍﾟﾘとさっき一緒に見たときは、

　　　　　　　　　　　　　　まだココにあったのに…」



　　　　　　ﾓｽｸﾞﾘｰﾝ「ボクはやってないよ。

　　　　　　　　　　　　　　始まる前はキャサリンと一緒にいたしね。」



　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「俺とぱぷりかは、取ってない！お互いに証明できるぞ。」

　　　　　　ｺｺﾍﾟﾘ「【21：25】ごろまでは、ココに確実にあったんだ！」





【22：00】　キャサリン「もしかして。」

　　　　　　キャサリン「そうか、そういうことか！」



　　　　　　キャサリン「犯人は、この中にいます！」










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正解すれば、次の問題に進めるよ。





犯人をつきとめる！








賢明なミュティズン諸君！
それでは、健闘を祈る…いや、賢答を祈る！